稼いではいけない

刑務所は受刑者の悪行のために過密状態になっている。そして、不運の犠牲になったのは1人か2人だ。被害者にならないためにはどうすればいいのか?

多くの人は聖書や十戒を丸ごと知っているわけではないが、ほとんどの人は窃盗が有罪判決を受けて投獄される犯罪であることを知っている。たとえ窃盗や強盗が飢えのためであったとしても、それでも犯してしまうのだ。また、銃を携帯してはいけないと知っていながら、携帯してしまう人もいる。また、他人の尊厳を傷つけてはならないと知っていながら、それを試みてしまう者もいる。さらには、自分と他人が争っているときに武器を所持していたために、仲間の命を奪ったり消滅させたりしてしまう者さえいる。

人間法のルールによれば、「法を無視することは禁じられている」。従って、人間の法律に違反することがあれば、その違反者は断罪されることになる。

神の法も同様である。神はその律法をすべての人間のための規則として残された。伝道者の書12:13。しかし、神はまだ断罪的な正義を行ってはいない。だから、神の掟(10個ある)を破った者がすぐに罰せられることはない。神は、その律法である正義をもって裁く日を定められたからである。

だから、自分たちを神のものだと考えている人々は、神の掟のいくつかを非常に不謹慎な態度で破っている。

善』を行う方法を知っていながら行わない者は、罪を犯す」と言わざるを得ない。神によれば、「善」とは神の律法の形容詞である。だから聖書の別の文章には、「『善』を行った者は永遠のいのちに出て行き、『悪』を行った者は永遠の呪いに出て行く」と書かれているのだ。

聖霊はヤコブを通して、殺人を犯さなくても姦淫を犯す者がいれば、その者は背信者であると言っている。また、「律法全体を守っていても、一点でつまずく者は、すべての罪を負う」とも。

つまり、十誡の九つの掟を守っても、十の掟を守らない者も罪に問われるのだ。

聖霊はパウロを通して、「あなたがたが善に熱心なら、だれがあなたがたに害を加えよう。

だから、「機会があるうちに『善』を行おう。やがて刈り取るのだから、私たちが気弱でなければ」。つまり、罪を犯さないように、揺らぐことなく神の掟を守りましょう。

グアルーリョスSP, 08/06/2024

オリ・プレステス

宣教師